芝居小屋


◆連載中

亡国の騎士姫

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第1話  >キャラクター



<最新話>
2019.12.14
#2壇上の精霊1・2・3・4
2022.01.04
2話修正のため下げました


「ねえ、フランシス。ずっと私の騎士でいてくれる?」

 そう言われたのは果たしていつのことだっただろう。問いかけたあのひとは儚げで、すがるように自分を見ていた。

 「私はあなたの……あなただけの騎士だ。もしもあなたが望むなら、このまま一緒にどこか遠くへ逃げたって構わない」

 初めてフィオに会ったときから、彼女のために生きて彼女のために死ぬのだと決めていた。これから先どんなことがあっても、それは変わらないだろう。

 

 彼女のためなら何だって出来る。少なくともこのときは、フランシスは本気でそう思っていた。

◆その他

<短編小説>

 

2019.01.27 ワズワルドの森

2020.01.23 彼方に煌めく